【医学】笑いと健康
お久しぶりです。
引っ越しがようやく終わりまして、生活用品やら家具やらの買い出しの忙しい日々もようやく終わりそうです。
先ほどWi-Fiもようやく開通したところで、アマゾンプライム見まくり、ブログ更新しまくり最高です。
というわけで、そんな忙しい中でもさくっと読めた本について紹介してみようかなと。
今回は「笑いと健康」
実は祖父からお前も医者になるなら読めと言われて読んでみたのですが、捉え方は様々かなという本でした。笑
著者は松本光正 先生は外来医療をこよなく愛する内科医で、
長年患者と向き合っているうちに、
「最近の医者は病気を治してばかりだが、本来は病気にならないようにするのが仕事だろ!」
という考えに至り、健康と笑いをテーマに公演会等を多々なさっているようです。
2011年初版の本なので、だいぶ経っているのと、私の勉強不足もあり、医学的な内容についてはクエスチョンマークなのですが。。。笑
趣旨を要約すると、一貫して、
- 「笑い」、「プラス思考」➡免疫力向上、循環改善、血糖改善
- 「加齢に逆らって、薬に金を費やすな」
ということを、ダジャレをふんだんに使って教えてくれます。笑
ある論文では
糖尿病患者に食事をとらせた後、初日はストレス負荷として、糖尿病に関する耳の痛くなるような講義を聴いてもらい、
二日目は同じ患者群に食事をとらせた後、吉本興業の大人気芸人を呼び、大爆笑のネタを見た後で血糖値を測定したところ、
初日では血糖が平均して120ほどだったものが、二日目には平均77と大きく減少した結果もあるようです。
この本では、とにかく1日に何度も、作り笑いでもいいから、微笑むだけでもいいから、たくさん笑いなさいと説きます。
4歳の子供は1日に300~500回も笑うのに対して、私たち大人は1日に10回ほどとのことです。なんだか悲しいような気もします。
確かに子供の無邪気な笑顔はあこがれますが、我々大人は日々の中でそう楽しいことばかりではありません。
そんな中でも「プラス思考」を取り入れれば、、、
前では眉間にしわを寄せていたような出来事も、微笑みに変えられるかもしれませんね!
本書のサブタイトルは「君子医者に近寄らず」とあります。
プラス思考の人は、過度に疑心暗鬼にはならず、医者で余計な検査費や薬費を払うことはしないということですね。
主に一般人向けの本ですので、自分自身笑って過ごそうという気にもなれますが、
医療従事者になる身としては患者さんを一笑いさせられるようなトーク術も身に付けたいなと。(その他学ぶべきことが膨大なのも確かですが・・・)
笑いと血糖値や循環改善などについての論文も軽く見ただけでも多々あるようで、読んでみようかなと。(先に読んでおけよ笑)
興味のある方はぜひ!
ではまた!
(今晩は引っ越しで疲れた体を癒すべく、ボジョレーにひたります。。いまさら。。笑)