【雑談】社会人のはじまり
こんばんは。今日は4月1日。
記念すべき研修医初日でした。
ところがどっこい
このご時世、やはり通常通りの研修とはいかず、変則的なものとなっておりました。
詳細には書き示せませんが、
しばらくは間延びしたオリエンテーション期間となりますね。
早く病棟に足を運びたいものですが、院内は立ち入れずです、、、
そうはいっても医師たるもの、
病棟業務以前に学んでおかなくてはならないことの再確認という意味で、
このオリテ期間大切に過ごしたいと思います。
今日行った内容は、研修医同士のワークショップ!
- 議題は「過去に最も印象に残る勉強法、学習体験」「現代医療の問題点」の二本立て
- 後者に関しては「KJ法」「二次元展開法」の技法を用いて話し合う
ものでした。
「KJ法」って?
知らない方もいるかもしれませんので、、、、
簡単に説明しますと、、
- 東京工業大学の川喜多二郎先生によって考案された問題解決法の一つ。
- ラベルづくり:みんなで議題に対するアイデア、ワード等を1つの付箋について1つずつ、何枚も書き込んで作っていく。(医者不足、高齢化、医療費高騰、医師偏在、教育体制、、etc)
- グループ化:付箋の内容の近しいものを小グループに分けてタイトルを付けます(医者不足と医師偏在は「医療供給」というグループにまとめたり。)どこにも属さない突拍子もない意見、一匹狼はそのままでも構いません。
- 空間配置、視覚化:そうしてできた各小グループを、今度は各グループの関係性を考えながら、大きな台紙上に配置しています。(「医療供給」と「教育体制」は関連性がありそうだから近くに置こう)
- 最後に各小グループの関係性を矢印を引いて、明確に示していきます。
「二次元展開法」とは?
- 二次元とは、「緊急性」と「重要性」の二つの軸でプロブレムリストを整理していきます。
- 先にまとめた小グループのタイトル(医療供給体制や教育体制など)について、二つの軸で二次元的に台紙上に貼っていきます。
- その中で最も原点から離れたものがすなわち、緊急度も重要度も高い、プロブレムということで、その問題点に対して、みんなで解決法を考えていく。
(「解決可能かどうか」の軸も含めて三次元展開で行うこともあるそうです。)
自分が100正しいと思った考えも、他人の視点で見ると必ずしもそうではないし
一人では思いつかないような解決策を仲間が出してくれたり。
そこにさらに自分の意見を付け加えてより良いものにできたり。
今後の問題解決ツールとして覚えておいて損はないなと思いました。
まあ、
ワークショップとは言いますが、目的はもちろんお互いの親睦を深めるもの。笑
今日一日を通して、同期の顔と名前を一致させることができたので明日からも活発に交流していければなと思います。
では今日はこの辺で。
どろん。